ご挨拶 「さらなる未来へ」

代表取締役 萩原光子
代表取締役
萩原 光子(はぎわら みつこ)



専務取締役 菅祥之
専務取締役
菅 祥之(すが よしゆき)

25周年を迎えて 〜人と人を繋ぎさらなる未来へ〜

 1998年(平成10年)の会社創立から、今年で25周年を迎えることができました。この間様々なことがありましたが、あっという間に過ぎ去った日々でありました。わずか30名ほどのメンバーで創立したオービットですが、多くの皆様に支えられ、今日ではグループトータルで200名を超えるまでの規模になりました。

 思い返しますと、2008年4月(平成20年)創立10周年の節目の年にそれまでの契約社員を全員正社員として登用、6月に創立以来お世話になった方々とかつての メンバー(OB・OG)をお招きして“現役社員”と懐かしくも楽しい雰囲気の中で10周年の記念行事を行ったことが忘れられません。皆様からの暖かいお祝いと力強い励ましのお言葉に触れ、一層身の引き締まる思いが致しました。

 リーマンショックに始まる全世界的な不況が続き、国内では政権交代等、社会が大きく変動する中で社員の真面目で誠意ある姿勢のおかげで、多くの取引先にお声がけ頂いた結果 東京進出(2013年) 建設業許可取得(電気通信工事(2014年)・電気工事(2017年))と驚くほどのペースで業務拡大することができました。

 グループ会社オービットスタッフの設立(2017年)、創立20年(2018年)を経て2023年に創立25年を迎え、弊社もやっと自分の足で歩けるようになったかなと思います。某歴史小説に例えるならば、「まことに小さな国が開花期を迎えようとしている。」と言ったところでしょうか。

 これからは、今までの実績に基づきながら、より積極的な思考の下で更なる進化・発展を目指さなければと考えております。その結果として取引先・顧客の皆様をはじめ より多くの【人と人と繋がり、共に未来へ】向かって進んでいきたいと思っております。また社員の中には会社創立以来勤務し続けてくれている者も居ります。又一旦退職しながら復職してくれた者も多数おります。平均年齢35歳位の誠に頼もしい社員たちであります。

 これら社員たちが結婚して家庭を築き、安心して人生設計ができるような職場、【人と人、現在と未来を繋いでいける職場】をこれからも維持し続けなければなりません。今までとは違った意味での大きな責任を感じております。

 2020年以降、新型コロナウイルス感染症の世界的流行をきっかけに社会情勢が大きく様変わりし、これからは[電子商取引(EC)] [リモートワーク] など組織のICT化・デジタル化が加速していくとともに、情報セキュリティ対策やパンデミック対策など組織の危機管理能力が問われる時代になりました。こうした時代だからこそ、社員と共に長年培ってきたICTに関わる経験やスキルを存分に活かしてオービットグループとしてさらなる飛躍を目指したいと思います。

 一方で社会環境としては非常に世知辛い昨今、こんな世の中であるからこそ、社員には自分だけの事を考えるのではなく周囲に対する配慮、他人へのちょっとした気遣い等の細やかさを忘れず、余裕を持った人間になっていただきたいと思っています。他人を思いやる心が自分を支える大きな力となります。こうしたある意味 [アナログ]な側面も大切にしていきたいと考えています。

 そして会社の基盤を築き、社員を雇用する体力をつけるために、振り返らずに駆け抜けてきたこの道を、今度は苦労を共にしてきた社員と共に走り続けようと思います。そしてより良い会社並びに環境を社員と共に維持し続けて行きたいと思います。

代表取締役 萩原 光子